CRUEL GARDEN

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† 川辺の散策†
2012/05/07 @ 17:38

明るい月に誘われて河の流れる小径を散策してみる。
満月の夜はまるで街灯などいらないくらいに
柔らかく、蒼白く「世界」を照らす。

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川面を滑る風も、生温く
今は肌を切り裂く事もない。

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公園の入り口の鉄柱に家畜をくくる。
だらしなく陰部を濡らす家畜は
明る過ぎる月光を恐れるように、小刻みに身体を震わす。

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僕は首輪からリードを外し、
家畜を自由にしてやる。
しかし、掌や膝に突き刺さる小石や砂利の苦痛に
のろのろと芋虫のごとく這うのみ。

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自らの手でアナルにねじ込んできたプラグが
四つん這いで歩く姿を、より滑稽にする。

僕は小径の真ん中で停まらせると
月光の妖気と川辺の湿気を吸い、わずかに重みを増した鞭を取り出し、
激しく無様に月光にさらされる家畜を打った。

蒼白く照らされた臀部に鞭が食い込む。
いつもなら跳ね回るような鞭打音が
どこかに吸い込まれてしまったようにまるでしない。
わずかに振り下ろす時に空気を裂く音が「シュンッ」とするだけだ。

僕はそんな手応えのない鞭打ちを何度も繰り返す。
もちろん、家畜は打つ度に、小さく「ウッ」と呻くのだが、、、
この広い川辺の闇ではまるでリアリティが失われてく。

狭い部屋の中で人を撃ち殺すと
大きな破裂音、飛び散る血飛沫、そして薬莢の匂い、、、
そのどれもが殺人者に「死」を実感させるが
ひろい野戦場の闇の中では
そこにどれだけの「死」があったとしても
恐怖感は増せども、死そのものは希薄になっていく。

「撃つのは人間ではなく闇」

見えない敵に向って、見えない銃を打ち、
飛び散る血も叫び声すら闇に吸い込まれていく。
そんな場所だからこそ、人は冷酷に狂気に傾斜できるのだろう。

すべての「戦争」がすべて「明るい室内戦」だったら、、、
きっと戦争はもっと減ったに違いない。

僕はぼんやりと闇だか月光だか河の中だかに吸い込まれていく
自分の鞭の音を探しながら、そんなことを考えていた。

家畜はそんな僕の夢想など無関係に、尻に蚯蚓腫れを作り
陰部から際限なく、いやらしい淫汁を垂れ流す。

僕が打っているのも、確かに家畜なのか、
それとも、僕自身の中の「闇」なのか、、、

何度も深呼吸をする。
薬莢の匂いの代わりに、雨上がりの新緑と土の匂いがした。

天空にはいつもよりも少し大きな蒼い満月があざ笑うかのように明るく輝いていた。




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